千葉第3センター(SI3)
接続性と利便性の高いデータセンター
サービスやソリューションを組み合わせお客様DXを支援
昨今の国内データセンター市場では、企業や政府・自治体によるDXの加速により、お客様のIT資産とクラウドサービスとを接続するハイブリットクラウド接続や、利用用途に応じて複数のクラウドサービスの容易な接続を可能にするマルチクラウド接続に対応したデータセンターサービスが求められています。
netXDCは、これらのニーズに対応するため、パブリッククラウドはじめサービスプロバイダー、IX事業者、通信事業者などと自由に接続できる環境を有したデータセンターサービスの新しいエコシステム(インターコネクテッドエコシステム)の形成を目指します。
LOCATIONデータセンターに最適な印西エリア
印西の立地
注目されている理由
<アクセスの良さ>
日本橋から最短38分、成田空港から最短20分
<災害に強いエリア>
強固な洪積台地(40km以内に活断層がない)
海から遠距離(20km)
1級河川から遠距離(4km)
共同溝
netXDC千葉データセンターのある地域は、「共同溝」が整備されています。コンクリートの地下トンネル内に上水道、電力ケーブルや通信ケーブルに加え、地域一帯の空調に使う温水管、冷水管も通っています。地震などで電柱が倒れることによる「電力喪失」や「緊急車両が立ち入れない」などの危険性も無い環境です。
NETWORK
接続可能 通信事業者一覧
※企業名はアルファベット順に記載
接続可能 IX
※IX(Internet Exchange)は、各事業者が相互にトラフィックを交換するためのインターネット接続点です。
マルチクラウド接続サービス
データセンター構内接続によりクラウドサービスとの直接接続を実現します。
※BBIX社の設備から各クラウドへのルートは、回線/ネットワーク機器共に冗長構成
FACILITY
特徴
SI3ファシリティ、5つのポイント
-
- ①地震対策
- 大地震にも耐えうる耐震設備
・横揺れ対策
・縦揺れ対策
⇒基礎免振+垂直制震
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- ②電源設備・UPS
- 電源設備・UPSの冗長化
・特別高圧2系統受電
・UPS/自家発電機 冗長
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- ③サーバー室・ラック
- 柔軟な提供ラック
・標準電力 実効6KVA
・ケージや持込ラック対応
-
- ④セキュリティ
- 7段階のセキュリティレベル
・有人監視(24時間常駐)
・金属探知機/X線検査機
・生体認証 など
-
- ⑤環境への配慮
- 脱炭素への対応
・SBTイニシアチブの認定を取得
・高効率空調
(空冷フリークーリングチラー)
・ホットアイル/コールドアイル
・LED照明/人感センサー など
建物断面図
①地震対策
基礎免震を組み合わせた横揺れ対策と、縦揺れ対策として、各フロアを支える垂直制振ダンパー(VEMダンパー)を取り入ることで、地震の揺れを最大80%減衰させます。
②電源設備・UPS
電源設備
UPS
当センターの電力は、本線・予備線方式を採用し、変電所から2系統で供給されています。
万一、電力供給が停止した場合はUPS(無停電電源装置)が約10分間電力を供給し、その間に自家発電機が起動します。
UPSは、MTBF(平均故障間隔)が125年の信頼性を有するブロックリダンダント方式を採用した構成をとっております。
③サーバー室・ラック
サーバー室の天井高は3,200mm、フリーアクセスは1,000mm。ネットワークケーブルはラック上部のトレイに設置するため、フリーアクセス内に冷気の流れを邪魔するものがありません。
ケージや持込ラックも対応可能です。
④セキュリティ
⑤環境への配慮
SCSKは、脱炭素対応としてサステナビリティに関する取り組みに注力しております。SCSKグループの温室効果ガス削減目標が、パリ協定が目指す「1.5℃目標」の達成に向けた科学的根拠に基づいた目標であるとして、SBT(Science Based Targets)イニシアチブの認定を取得しました。
千葉第3データセンターでは、LED照明や外壁の断熱などと、空調に高効率な空冷フリークーリングチラー(外気による冷却装置を兼ね備えた空調設備)を採用することにより電力量を大幅削減する設備設計としております。
施設概要
開設 | 2022年5月 | |
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建物 | 延床面積約 | 12,919㎡/棟 |
規模 | 地上7階、棟屋2階(内、サーバー室8部屋、1,600ラック相当) | |
構造 | 鉄骨造、基礎免震+垂直制振 | |
耐震性能 | 震度7クラスを250gal以下(震度5強)に減衰 | |
床荷重 | 1,000kg/㎡ | |
スラブ荷重 | 2,000kg/㎡ ※架台オプション有 | |
天井高 | 3,200mm | |
床下高 | 1,000mm | |
電源設備 | 受電設備 | 特別高圧2系統受電 |
自家用発電機 | ディーゼル発電機(無給油連続72時間稼働) | |
UPS | ブロックリダンダント方式(10分補償) | |
設備容量 | 実効6KVA/ラック(オプションにて実効8KVA/ラックまで拡張可能) | |
電源は全て冗長化 | ||
空調設備 | 高効率熱源(フリークーリングチラー) | |
冷水温度緩和(20-28℃) | ||
火災設備 | N2ガス消火設備、超高感度煙検知器(VESDA) | |
環境配慮 | LED照明、中間期や冬季の外気冷房など省エネ施策を最大活用 | |
セキュリティ | 7段階のセキュリティチェック(金属探知機、X線検査機 含む) | |
取得認証 (予定) |
ISO9001 | 品質マネジメントシステム(QMS) |
ISO27001 | 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS) | |
ISO20000 | ITサービスマネジメントシステム(ITSMS) | |
ISO14001 | 環境マネジメントシステム(EMS) | |
ISO22301 | 事業継続マネジメントシステム(BCMS) | |
SOC2 type2 報告書 | 米国公認会計士協会(AICPA)の定める内部統制保証報告書 | |
準拠 (予定) |
FISC | 金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準 -設備基準(コンピュータセンター)令和2年3月(第9版追補) |
PCIDSS | クレジットカードの国際的な安全基準 |
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