急速に拡大する事業を支えるIT基盤の強化

事例1 金融業 A社様

金融業であるA社様は、インターネット技術によるカスタマーコミュニケーションも展開している。個人が携帯電話やPCから預金管理やトレーディングを行う時代、A社様の事業も市場の成長に合わせて急速な拡大が予測され、その計画を前に、土台となるIT基盤をより強固にするためにも、今まで以上の規模のファシリティと運用の効率化は必須である。そんなA社様の次代を担うITアウトソーシングパートナーとして選ばれたのがSCSKのnetXDCである。

導入の経緯・背景

「システム」と「運用」2つの課題を解決するIT基盤ソリューション

A社様では、それまでシステムを複数のデータセンターに分散して預けていた。しかし、今後の急速な事業の成長と拡大が見込まれる中、現状のままでは許容しきれなくなることは明白で、目の前の需用を満たすだけではなく、将来的な余裕を持ったファシリティ計画が必要とされてきたこともあり、新たなデータセンター選定プロジェクトが立ちあげられた。

A社様が選定にあたり求めた要件は、

・今後のビジネス拡大に十分耐えられるファシリティスペースの確保
・より複雑化、大規模化していく運用業務の効率化
・Fisc対応ができる環境

の3つが大きなポイントとなっていた。

導入の価値・効果

「豊富な実績」と「幅広く深い対応力」によるソリューションサービスの提供

A社様の要望に対し、SCSKでは、ベーシックな運用サービスではクライアントニーズに応えきることが難しいと判断し、より高品質な「アドバンスト運用サービス」を提案することにした。
具体的には、まずファシリティスペースに対して、A社様専用のフロアスペースを間仕切りして構築し、そこに現状必要な分だけのラックを設置する「スペース/ケージ利用」という形を提案した。構築したフロアスペースには十分な拡充スペースが残されていて、A社様はいつでも、必要となった時にすぐラックを増強することが可能となる。さらに、この専用スペースにFiscの観点から、生体認証によるセキュリティや入退館の記録など、金融業独自に求められる環境もセンターの標準セキュリティに追加で用意することで、安全面でも十分な対応ができる形を用意した。

また、運用サービスについては、システムだけではなく、運用プロセスの設計から行うことが最大のソリューションポイントと位置づけ、A社様の運用フローの理解と整理、再構築による標準化から、運用そのもののアウトソーシングの段階的なシフト業務までを、初期構想に組み込んで提案した。

こうした提案を受け、A社様では検討の末、netXDCを選択し、本稼働スタートとなった。

提案・導入後の評価

徹底した業務理解と高い技術力が実現した「真の効率化」

十分な拡充余地を残した専用スペースの確保は、今後の事業拡大計画の基盤となるだけではなく、現在分散化されているシステム管理を一カ所に移設し、集中管理を実現することで運用のコストパフォーマンスを高めることも可能となる。現に、A社様では、順次システムの移設を進めている。

また、運用業務のアウトソーシングまでを領域とする「アドバンスト運用サービス」を導入したことで、自社の運用負担が軽減し、そのマンパワーを新しい取り組みや、より生産性の高い業務に投入するなど、いわゆるコアコンピタンスへの集中化も実現できた。

この前提として、ITIL(R)を適用した業務運用プロセスの設計により、A社様の運用業務が標準化され、SCSKによるアウトソーシングはもちろんA社様が自分たちで行う作業においても、従来より、はるかに効率化されたことも大きなポイントとなっている。この様に、業務運用プロセスの標準化によって役割とタスクが明確に定義されたことで、関係各社間での役割変更が、実運用中においてもスムーズに実施できる様になってたことから、今後はシステム全体の運用アウトソーシングまで拡大していく予定になっている。

こうした課題解決や今後の展開への期待を実現できた背景として、まず何より「導入前の設計/計画」で、しっかりとした運用プロセス設計を行ったことが大きい。導入後に運用設計を行うと、既存の運用をどうしても引きずる形となり、標準化やフローの整理ができなくなってしまう。アウトソーシングの導入方法まで見越した事前の計画のクオリティが、A社様に真に価値あるソリューション提供を可能とした。 また、業態や業種で特性のある業務フローに対して、A社様の場合、そのアプリケーション開発から携わり、Fiscも含めて、netXDCが金融業ITソリューションの実績を持っていたことも大きな要因である。

今後の期待・展開

システムと人を共に支援できるアウトソーシングパートナーを目指して

A社様からは、引き続きシステムの移設と運用アウトソーシング化を進めていきたい、という要望をもらっている。また、システム環境を集中化していく以上、BCP(事業継続計画)の観点から、DRサイト(disaster recovery Site)の構築は今から念頭に置いておかなければならない。netXDCでは、複数拠点を高速回線で結び、論理的に1つのセンターとして機能させているので、DRサイト構築もスムーズに対応が可能だ。
クライアントニーズをいただき、それに対応してサービスの幅を広げ、より深く、より高価値なソリューションを提供していく。そんな理想的な向上関係が生まれ、A社様からnetXDCへの信頼と期待はますます膨らんでいる。

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